Black Carriage
クリーチャー — 馬(Horse)
トランプル
Black Carriageはあなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
クリーチャー1体を生け贄に捧げる:Black Carriageをアンタップする。あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
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奈落の王/Lord of the Pitの流れを汲む、登場当時の黒にしては比較的大型だが生け贄を要求するトランプル持ちクリーチャー。これはアンタップに関して制限があり、生け贄を捧げると再度攻撃できるようになる形。
登場当時で既に、同じマナ・コストかつパワー/タフネスでより確実な回避能力の飛行を持つセンギアの吸血鬼/Sengir Vampireが存在しており、単なるアタッカーとしてこれを採用する意味はほぼ無かった。そのため、アップキープ中限定のアンタップ能力が目的で使われる場合がほとんどである。このアンタップ能力のお陰でたとえば、停滞/Stasisや弱者の石/Meekstoneなどでアンタップが制限されている状況下でも、生け贄用のクリーチャーがあれば攻撃に行くことができる。
また、アップキープ中であればクリーチャーがある限り何度でもアンタップ能力を起動できる点が、いくつかのコンボを成立させる。極楽のマントル/Paradise Mantleなどでタップ能力を与えると、クリーチャーの数だけそれを使用できる。特にゴンドの存在/Presence of Gondなどのタップでクリーチャー・トークンを生成できる手段と組み合わせれば、これのタップ、クリーチャー・トークンの生成、生け贄、これのアンタップ、の無限コンボになる。一見すると意味の無いループだが、たとえば更に血の芸術家/Blood Artistの系統の死亡誘発型能力を持つカードがあればそのままゲームに勝利することが可能。
流石にレガシー環境で使用するにはコンボ用途でも迂遠過ぎるものの、統率者戦などのシングルトン(ハイランダー)形式のフォーマットならコンボパーツを増やすことに資するので、こんなカードもあることを覚えておいて損は無いだろう。
- 印刷時は荷馬車/Carriageという特有のクリーチャー・タイプを持っていたが、2007年9月サブタイプ変更で馬に変更され、荷馬車は廃止された。
- トランプルは緑に多い能力だが、ホームランドでトランプルを持つのは黒のこれとアーティファクト・クリーチャーのEbony Rhinoのみ。
ストーリー
[編集]Black Carriage(黒馬車)はセンギア男爵/Baron Sengir専用の黒塗りの4頭立て馬車。馬車を牽く馬は血に飢えた怪物で、毛は漆黒である(イラスト)。
主にこの馬車は、男爵が領内の道や橋、田舎を旅するために利用される。しばしば男爵は暗き男爵領/The Dark Baronyの村人から御者を選ぶ。そして遠乗りの終わりに、優しく思い遣りのある男爵は肉食馬たちの馬勒を外してやり、御者の役目を果たした哀れな村人の悲鳴と命を存分に味わわせて、労をねぎらってやる。
- 第19世代期(3560AR頃)、馬車道を通りAn-Havva Inn(アン=ハヴァの宿)まで旅する男爵の馬車は、酩酊したCassie An-havva(アン=ハヴァのキャシー)を轢き殺しかけている。キャシーはすんでのところでフェロッズ/Ferozに助けられ、男爵はその手際に感心すると共に感謝している。馬車の底部に刺さったそのふしだらな女の骨を取り除く手間が省けたからね、と。
登場
[編集]- Homelands on the World of MAGIC:the Gathering(コミック版ホームランド)